2017-01-01から1年間の記事一覧

不思議な怖さと強烈な風刺が突き刺さる 『カエルの楽園』 感想

安保法制、共謀罪、森友学園、加計問題… なんだかメディアに違和感を感じたことはありませんか? そんなことよりもっと必要なことがあるのではないか? 論点はそこなのか?正反対の意見は無いのか? 本書は一時間ちょっとでサクっと読める内容ながら、随所に…

ビジネスマン必携!仕事をするための教科書「人を動かす」感想

人を動かすことって難しいですよね? 上司が部下に、先輩から後輩に、友達から友達に 仕事や頼みことをすることも多くあるでしょうそんな時に 「なんでもっとこうしてくれなかったのだろう?」 「なんでうまく伝えることができないのだろう?」 と感じたこと…

男と女はなぜすれ違う?『男と女のアドラー心理学』感想

男だから、女だから そうな風に思ったり言われたりしたことはありませんか? モノの考え方が違う? モノの感じ方が違う? その疑問に対する答えを教えてくれるのが本書 『男と女のアドラー心理学』 著者:岩井俊憲 (青春出版社 2017/9) 読了までの時間:約1…

『本を読むことができない』と思っているあなたへ

今回は初の書評以外での記事になります。 内容は以下の通り。 本を読むことができない? なぜ本を読めないのか 本を読めるようになる一番簡単な方法 まとめ 本を読むことができない? 本を読むことができない人がいる。 私も「読書は向いてない」と思い込ん…

人生を無駄にしていると悩む人へ『好きなことだけで生きていく。』感想

好きなことに打ち込んでいるだけなのに批判されたことはありませんか? 寝る間も惜しんで何か好きなことに打ち込む それはとても素晴らしいことのはずです。 なのに親や友達は「もっと勉強しなさい」「なんでそんなことをしてるの?」 と、言葉は悪くても邪…

メンタルの悩みは健康から『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』感想

精神的な疲れを感じない人はいませんよね? 同じストレスでも耐えられない人、平気な人、人それぞれですよね。 そしてそれはメンタルの専門家である精神科医も例外ではないようです。 『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』 著者:宮島賢也 (KAWADE夢新…

教育のあり方と本質を見抜く!『すべての教育は「洗脳」である』感想

若いころは誰でも教育に疑問を持つものですよね? それは本当に若気の至りなのでしょうか? なんでランドセルを背負わないといけないのか?なんで茶髪がダメなのか? なんで寄り道したらいけないのか?なんで教師の言うことには従わないといけないのか? 実…

街を家の延長と考える生き方『ひきこもらない』感想

ニートってどんな生活をしているんだろう? ずっと家にいるのか、パソコンをしているのかテレビを見ているのか? 様々な理由で外出できないこともあるでしょう しかしそうじゃない、ひきこもらないという生き方 そんな生き方をする「pha」という人の生き方を…

「モノを売る」ということの本質とは何か?『ドリルを売るなら穴を売れ』 感想

皆さんも誰かに何かを売ったことはありませんか? 売ったことがない人でも売ろうと思ったことはありませんか? 仕事で、趣味で、ネットオークションで… 人に何かを提供してその対価として金銭をもらう 経験のある方ならお分かりだと思いますが、それは単純な…

一生悩まない付き合い方のコツ『誰といても疲れない自分になる本』 感想

誰と何をしていても疲れることってありませんか? 誰しも一人でいたい時があります。 しかしそうは言っても仕事や付き合いで誰かと一緒にいなくてはならない時もあるでしょう。 そんな時に疲れない方法があるとしたら? そんなメンタルのメカニズムを教えて…

ただのヒモじゃ無い 政治ファンタジー「理想のヒモ生活9」感想

「理想のヒモ生活9」 著者:渡辺 恒彦 イラスト:文倉十 (ヒーロー文庫 2017/5 1巻は2012/5) 最近流行りのなろう出身の異世界モノ いわゆる「なろう」と呼ばれる「小説家になろう」というweb出身の本書 原作(?)の方はここ3ヶ月ほど更新無しですが、小説…

思わず笑顔になる快作ファンタジー「太陽の塔」 感想

自堕落な大学生活っていいと思いませんか? 学生だった人もこれから学生になる人も笑える そんな私も大好きな大学生の青春生活を描いたのは本書 「太陽の塔」 著者:森見登美彦 (新潮文庫 2006/6) 読了までの時間:約2時間 ------------------------------…

次世代に受け継がれた物語 「狼と羊皮紙Ⅰ~Ⅲ」 感想

「新設 狼と香辛料 狼と羊皮紙Ⅰ~Ⅲ」 著者:支倉凍砂/イラスト:文倉十 (電撃文庫 2016/9、2017/3、2017/9) -------------------------------------------------------------- 前作を読んでなくとも楽しめる続編 当ブログ初の小説 それもライトノベルの書…

昔から文章を書くことが苦手なあなたへ「新しい文章力の教室」 感想

文章を書くことが苦手 そういう方の話を聞くことがあります。 しかしその理由はというと 「昔の読書感想文が嫌で」「現代文の点数が悪かった」と 他人からの評価、それも教師や親といった限られた人の評価を全てだと思い込んでいるように思います。 そのせい…

株式投資をする人のバイブル『賢明なる投資家』 感想

投資とは何か? そう聞かれて即答できる人は多くないでしょう その上で投資で成功するにはどうするかなどわかるはずもありません そんな投資初心者が読むべき「投資」の教科書が今回紹介する本書 「賢明なる投資家 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させ…

行動力を身につける科学『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法』感想

『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法』 著者:菅原洋平 (文響社 2016/7) 誰しも「やらなければいけないこと」「やりたいと思っていたこと」ができなくて自己嫌悪に陥ったことがあると思います。 「この休みは〇〇をするぞ!」と思った終末の仕事…

堀江貴文の生き方 『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』 感想

『本音で生きる 一秒も公開しない強い生き方』 著者:堀江貴文 (SB出版 2015/12) 本音を言わず、いいことがあるのか? そんなある種当たり前のこと その当たり前をすることのなんと難しいことか 世間の目、友人の反応、親からの評価 本書はそんな自分に制…

悩みとは全て人間関係である『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』感想

『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』 著者:岸見一郎・古賀史建 (ダイヤモンド社 2013/12) -------------------------------------------------------------- 自己啓発と言えば外せない一冊 それが「アドラー心理学」について 本書はそんな…

仕事に悩むすべての人へ『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』 感想

『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』 著者:汐街コナ 監修・執筆協力:ゆうきゆう (あさ出版 2017/4) その仕事、命よりも大切ですか? ページを開くと思わずドキっとさせられる一言で始まる 本書は仕事で悩むすべての人に、ある種の選択肢を…

『選ばれる人になる絶対的存在感の作り方』

『選ばれる人になる絶対的存在感の作り方』著者:櫻井秀樹 (明日香出版社 2014/5) この書籍は、「選ばれない側」の人間であった著者が、劇団四季で過ごした経験に基づき、ビジネス・プライベート共に使えるコミュニケーション術をまとめた一冊である。 ・な…

日本酒のおいしさから味わい方まで「めざせ!日本酒の達人 新時代の味と出会う」 感想

「めざせ!日本酒の達人 新時代の味と出会う」 著者:山同敦子 (ちくま新書 2014/5) 書評第三回はこれまでと全く違う、趣味的な一冊 私はあまりお酒を飲まない方なのですが、飲むとしても付き合いのビール、ウィスキーくらいで日本酒というと「高いのにほ…

投資の入門の入門書「あやしい投資話に乗ってみた」 感想

「あやしい投資話に乗ってみた」 著者:藤原久敏 (彩図社 2014/8) 書評二回目は前回と毛色の違う投資関連の本書 当時投資に興味がありつつも「投資を始める前に、投資に関する技術の本はたくさんあるけど何か体験談のような本はないだろうか」と考え見つけ…

実社会に生きる君へ「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」感想

父親は子供に何を伝えればいいのか? 余命を宣告された父親から息子へ送る人生の道を示す手紙 「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」 著者:キングスレイ・ウォード /訳 城山三郎 (新潮文庫 1987/4) 読了までの時間:約5時間 ----------------------…

はじめましてのはじめまして。

はじめまして オーケンと申します。 社会人をしながら本を読むことを趣味としています。 というわけでこのブログでは備忘録も兼ねて 私が読んだ本のレビューなどをしていこうと思います ジャンルとしてはライトノベルから自己啓発本 果ては興味を持ったなら…